パークハイアットに泊まったのだ



お砂糖ひとつにしたってエレガントに静かでかわいい。

パークハイアットは新宿都庁の近くにあるホテルです。「ロスト・イン・トランスレーション」という映画の舞台になった。ずっと憧れていて、このGWはどこにも遠出の予定がなかったので、1泊だけ行ってきました。


そもそもホテルというのが私は好きです。安いビジネスホテルでも恋人が行くようなやつでももちろん好きです。

特にちょっと高いホテルだと、玄関では荷物持ってもらえて、ハンサムなポーターに「御用があれば何なりと」と言われ、部屋のドアを開けたらミネラルウォーターとお菓子が用意してあって、電話一本で何でもうやうやしく持ってきてもらえて、バスルームにはロクシタンのアメニティがあったりなんかして‥‥
ああ!
まぁとにかくホテルが好きだ。

せっかくそういうホテルに泊まってごはん食べるんだからとまず服を買った。青緑のワンピース(最近私はそういう服ばっかり着ている。靴がその色だからだ。)そしたら偶然にも部屋の床やベッドの色と同じでした。イェー。


パークハイアットの印象を一言で言うなら
「静謐」
です。静謐なホテル。パンフレットや封筒のデザイン、そこかしこに飾られた絵画や彫像、照明、インテリア、みんなあたたかくて調和されていて静か。

映画の中で主人公がしてるみたいに、下着姿で窓際に座って体育座りで、景色を眺めるという女の夢をかなえた。スカーレットヨハンソンごっこ。(このあとお風呂でお酒飲んだり、夕陽見ながら本読んだり、ケーキ大量に買ってきてベッドで食べたり、もう好き勝手したのだった。)




陽が暮れてから、レストランで食事して、あの映画で主人公ふたりが出会う最上階のバーですごい夜景を見ながらジャズを聴いて、夜中に部屋でふかふかのソファで「ダビンチ・コード」見た。

「トーキョーであなたに会えて本当によかった」

このホテルの芸術性の中でソフィア・コッポラが映画を撮りたかった気持ちがわかった。なんだか残念なことにダブル不倫の話だと思われてるけど、私はあくまでプラトニックな心の触れ合いの話だと思っている。不思議な異国の孤独の中で。