お父さんのこと

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父はおちゃめです。

数年前のある日、実家で父が母に言いました
「おかあさん、お風呂わいてらか?」
すると母は「湧いてらよ。」と。
そこで父ちゃんは言いました
「んだらばパツとシャンツを持ってこねば‥つがっ シャンツとパツ!んでねくて、パツとシャンツ!」

3回がんばってもパンツとシャツって言えなかったんです。


父はギークです。
高校の電子科でCOBOLの時代からプログラムを触り、汎用機の時代を駆け抜けたらしい。東京でロッテの経理課でごにょごにょした後、Uターンして8歳下の美人の嫁ッコ(母)を貰い、いまは岩手とか山形の行政システムを作ってるらしい。

そんな父は幼少期の私と弟にちっこいMacを与え、キッドピクスで絵をかかせてくれました。私にHTMLの、まだHTML3.2の、本を与えたのも父でした。


休みの日には将棋やテニスの番組をつけたまま眠ってしまい、チャンネルを変えようとするとなぜか起きていて怒り出す。飲み会でお酒を飲むとデロンデロンになって帰ってきて、次の日バイクが近所に転がっていて母に怒られる。パンツとシャツって言えない。そういう情けない姿も見せてくれた父は今年54になります。

女も男もみんなそうだと思うけど、会社に入って初めて気付く父の偉大さというものがあって、それは幼いころ連れて行ってもらった米内川や区界で見るそれや、車で眠った私を抱き上げてくれる腕のそれとはまた違う強さなわけです。来る日も来る日も遅くまで働いていた父。なのに家では仕事の愚痴をこぼさなかった(「ゆうべはどーしてもバグがなんちゃら」みたいなことは言ってた)。私が大学まで不自由なく行けたのも父と母があってこそです。

父ちゃんわたし今からがんばって親孝行するからね。